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Processing動画をpython-ffmpegを使ってYoutubeにアップするまで

Python版Processingをやっていると作ったものを誰かに見せたり、SNSでアップしたくなりますよね。

Processingから動画を書き出す方法を確認しました。



まず、円が左右に言ったり来たりする動画を作りました。

code↓

x=0
d=-1
def setup():
size(500,500)
def draw():
background(200)
global x,d
ellipse(x,height/2,30,30)
x=x+10*d
if x<0 or x>width:
d=d*-1
saveFrame("frames/####.tif")
if frameCount>=300:
exit()

code↑

その後、動画を書き出します。

動画の書き出し

書き出すのは、上のcodeの15~17行目の「saveFrame("frames/####.tif")」の部分を入れます。

「if frameCount>=300:」の数字の部分を変更すると動画の長さを調整できます。この場合、300なので5秒の動画が作られます。

実行すると、Processing(pyde)のファイルがあるフォルダに「frames」にたくさんのtifファイルが作成されます。

ムービーメーカー

それを、ツールの中の「ムービーメーカー」で動画を書き出します。


しかし、書き出されるファイルの形式が「mov(QuickTime)」なんです。

Windowsでは確認することさえできません。。

ffmpeg-python

movファイルを変更したいので、ffmpeg-pythonを使います。

ffmpegというツールが有名ですが、そのpython版です。

movファイルと同じところに以下のpyファイルを作成します。

code↓

import ffmpeg
stream = ffmpeg.input('./0919a.mov')
stream = ffmpeg.output(stream, './0924a_output.mp4')
ffmpeg.run(stream)

code↑

実行するとmp4のファイルが作られます。

Youtubeの画質が荒いのが気になるので調査してみます。

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